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100円ショップのビジネスモデル

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こんにちは、ゆっぴーです。

 

今日は「100円ショップのビジネス戦略」についてお話していきます。

 

ダイソー(DAISO)、キャンドゥ(CanDo)、セリア(Seria)などなど

全国には色々な店舗がありますよね。

 

百均や100均と呼ばれて人々に親しまれていますが、

「100円ショップって単価安いのにどうやって成り立ってるの?」

って思ったことありませんか?

 

実は単価が1つあたりの単価が低くても経営が成り立つ秘密があるんです。

ということで100円ショップのビジネスモデルについて解説してきます。

 

ロスリーダー戦略

あまり馴染みはないかもしれませんが、

ロスリーダー戦略

というマーケティング戦略を実践しています。

 

ロスリーダー戦略とは、

集客を目的に採算を度外視して価格を安く設定した商品のことを指します。

 

つまり、たくさんのお客さんに来てもらう為に利益率が低い商品も販売しているということです。

いわゆる「目玉商品」というやつです。

 

例えば、販売価格が100円に対して原価に120円かけている商品もあります。

 

 

もちろん利益率が低い商品だけ売っていたら経営は成り立たないので、

他の利益が大きく取れる商品も買ってもらうことに目的があります。

 

そうすることで、

利益率が高い商品利益率が低い商品を売ることができ、

全体としての利益率を保てる訳なんですよね。

 

ちなみに平均で30〜35%の粗利益をキープするようにしているらしいです。

 

 

こように、粗利益率の高低を併せ組み合わせて販売を行なう手法を「マージンミックス」と言います。

実は、マージンミックスはハンバーガーチェーンでも用いられています。

 

粗利益率が低いハンバーガーに粗利益率の高いポテトや飲み物を付加することで、全体で粗利益が上がるようにしているんです。

 

参考までに販売価格と原価をお見せすると、

ハンバーガー(100円):原価45円

ポテトMサイズ(270円):原価10円~20円

ナゲット(200円):原価25円

 

どうでしょうか?

サイドメニューが圧倒的に利益率高いのがわかると思います。

なのでセットで購入してもらうことで全体として利益を出せているわけです。

 

マックに行ったらついついセットで注文してしまいますよね?

まんまと戦略にはまっている訳です笑

 

 

その他にも100円ショップが行なっている販売戦略で面白いのが「まとめ売り」です。

駄菓子や小型飲料って1つだと100円にも満たないほどの低単価なんですが、そのような商品をまとめて売ることで100円で販売しています。

2個で100円とか3個で100円で売っているんですよね。

これによって、100円という低価格による衝動買いを誘う演出になっているわけです。

 

「3個で100円ならいいか!」

という感じでついつい買ってしまうわけですね。

 

消費者の消費心理を理解した素晴らしい戦略です。

こういった戦略は個人や中小企業でも利用できますよね。

 

大量仕入れ

大量に仕入れて大量に販売することで、一点あたりの原価を下げています。

少量を仕入れるよりも大量に仕入れた方が利益率も高くなります。

 

ダイソー(Daiso)は8割ほどの商品を自社で生産して、仕入れ費を削減しています。

 

さらに、工場は持たずに中小メーカーの工場に委託する「OEM生産」をしているので原価を抑えることができているんですよね。

OEM生産については詳しく記載しませんが、アパレル業界ではよく使われる生産方法です。

OEMについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

 

これらは大手の会社だからできることであって、

個人レベルがするのはかなり難しいです。

 

個人がビジネスするなら「儲かるビジネスの4原則」を守る必要があります。

詳しい内容はこちらの記事で。

↓↓

ホリエモンから学んだビジネスで成功する4原則

 

広告なしで集客

100円ショップはそのコンセプト自体が宣伝になるので、新規店舗以外は基本的に広告を打つ必要がないんです。

 

そのためスーパーと比べると広告宣伝費はゼロに近いんですよね。

さらに雑誌やネット上のメディアでも紹介してもらえるので、勝手に宣伝してもらえます。

 

「言われてみれば均一で販売するというコンセプトってすごい視点だな〜」と僕も関心しましたが、

実はこの「商品を均一価格で売り出す」というアイデアは、時代を遡ると江戸時代から存在していたらしいです。

 

そして形を変えて1960年代くらいから日本ではスーパーマーケットで期間限定の催し物として始まりました。

(このように百貨店やショッピングセンター、スーパーにおいて期間限定で特設コーナーを設けて商品を販売する方法を催事販売と言います。)

 

いや〜、すごい歴史ですね。

こんなに昔からあるコンセプトだとは。

 

こういった昔からある素晴らしいコンセプトやアイディアはいつの時代も通用するでしょう。

 

まとめ

以上、100円ショップの戦略を解説してみましたが個人や中小企業でも通用する学びがいっぱいあります。

 

普段は消費者の視点からしか見なかったことも、ビジネスの視点で考えてみると学べることは多いです。

 

普段何気なく買い物しているという人は是非ビジネスの視点でも見てみてください。

きっと視野が広がると思います。

 

あなたが消費しているタイミングは他の人も消費するタイミングです。

つまり人間の消費心理を理解するには打って付けの機会になるわけです。

ビジネスとしてお金が発生するタイミングなので学べることが多いはずです。

 

たとえば飲食店に行った時も、

・客単価はどれくらいだろう?

・集客はどうやっているんだろう?

・リピーターを増やす戦略は?

などなど考えてみてください。

 

そして得たアイディアは是非あなたのビジネスに取り入れてみてください。

 

 

ちなみに完全に余談ですが、僕はこのキャンドゥのサンダルを愛用しています。

他の100均サンダルを試したことあるんですが、結構滑るんですよね。

これは全然滑らないしサイズ感もバッチリだしで最高です。おすすめです。

 

ということで、今回は100円ショップのビジネス戦略について解説してみました。

参考になれば嬉しいです。

 

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