こんにちは。ゆっぴー社長です。
僕は会社員2年目の時にネットで副業を始めました。
当時24歳くらいだったと思います。
それでとんとん拍子にビジネスがうまく行って半年で月100万円を超えたんですよね。
それから会社を辞めて月420万円稼げる人間になりました。
それまで全く稼いだことがなくて給料も18万円だった人間なので、この時は正直かなり調子に乗っていました。
人生上がったわ。
勝ったわ。
みたいに思っていました。
でもその後に地獄を見ることになります。
今思い返してみても、あの地獄は本当に苦痛でもう二度と経験したくないなって強く思います。
そもそも僕が最初にビジネスを始めた理由って、当時の生活や給料や自分が大っ嫌いだったからなんですね。
給料は低いから欲しいものが買えないし生活するのがやっとだし、毎日残業続きで会社から帰ってもやることはスマホのゲームとかYoutubeを見るだけの生活。
趣味も特になかったので、休日も家でゴロゴロしているだけ。
もう生きている心地がしなかった。
だから稼いでみたいと思って起業しました。
ビジネスを始めてみたら自分で稼げる楽しさを知って、寝食を忘れて努力をしてきました。
そしてほとんど手放しでもお金が口座に振り込まれるようになりました。
旅行に行ったら旅費以上を稼いでいたり、朝起きたら20万稼げていたりとか。
そんな生活が日常になりました。
インターネットの強みですね。
しかしそれが地獄の入り口でした。
ある日、突然ビジネスに対する意識がプッツンと切れてしまったんです。
簡単に言うとお金を稼ぐことに飽きてしまったんです。
それまで自分のためだけに稼いできた僕は、ゲームをクリアした子供のように「もういいや」って思ってしまったんです。
ネットのビジネスはほぼ手放しでも稼げるのがメリットの一つでもありますが、
何もしなくてもお金が入ってくるが故にモチベーションが湧かなくなってしまったんです。
それからの僕はどうなったかというと、
1日中ベッドに転がって映画やYoutubeやゲームを見て過ごしていました。
時間も関係ないので眠くなったら寝て起きて、お腹が空いたらウーバーイーツでご飯を頼むという生活。
ずっと家に籠っていたので1週間風呂にも入っていない時もありましたね。
もう人間らしさが全く感じられないですよね。
これを書いている今も当時の自分のキモさを思い出して鳥肌が立っています(笑)
ちなみにですが、ずっとベッドで横になっていると起き上がった時に重力で急に尿意が来ることをその当時発見しました。
まったく役に立たない知識でごめんなさいですが、この話を人に話すと笑ってもらえるので書いてみました。
で、話を戻すと地獄の生活は数ヶ月続きました。
もともと僕は精神力が強い人間でもないし努力が好きな人間でもないので、メッキが剥がれましたね。
でも、しばらく地獄を彷徨っていたある日、知り合いの社長から転機のLINEが来たんです。
今思うとあれが救いの女神かって思います(男の方ですが)。
LINEの内容は「ビジネスがうまく行っていなくて相談したいから食事しよう」という内容でした。
僕は全然外に出ていなかったのでちょっと緊張しましたが暇だしいいかということで会いに行くことに。
僕の経験が少しでも役に立てればと思って、経験してきたこととか得た知識をいろいろと話しました。
すると「えー!すごいね!」と面白がってもらえて、コンサルをお願いされました。
僕なんかでいいのかなと思いつつ、自堕落な生活から抜けたい気持ちもあったので受けることにしました。
それから徐々に外に出て打ち合わせしたりzoomで会議したりして、リアルな人との絡みが増えていきました。
すると徐々に僕の仕事に対する意識が変わり始め、規則正しい生活も送れるようになりました。
そしてコンサルした結果、落ち込んでいたビジネスを見事再建することができました。
すごくすごく嬉しかったです。
自分で初めて稼いだ当時のような感動と喜びがありました。
この時に、僕のその後の人生を大きく変えた発見があります。
「自分の為だけに稼ぐ喜びは有限だけど、人の為に稼ぐ楽しさは無限だ」
という価値観です。
僕が地獄を見た原因は自分のためだけに稼いでいたからでした。
だから自分の生活が安定したら急にモチベーションがなくなった。
でも他人と一緒に仕事して、一緒に稼ぐことはめちゃくちゃ楽しい。
そう思えました。
この経験をきっかけに僕は、
自分だけ稼ぐんじゃなくて、どんどんコンサルを受けて人のためにも稼ごう!
と決意しました。
そして現在ではいろんな法人や個人に対して情報発信をしたりコンサルをしています。
いかがでしたでしょうか?
成功したかに思えた僕が経験した地獄の話。
「そんなことには俺はならないよ!」と僕を馬鹿にしてもらってもいいですが、他人事と思わず少しでも参考にしていただければ嬉しいです。