素人が月420万円稼ぐ逆転物語

殻を破って自分本来の幸せを掴む

パリで年越ししてきました

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どうも、ゆっぴーです。

今年はどんな年越しをしましたか?

 

僕は、教え子であり現在は一緒に事業をやっているEさんと一緒に、フランスのパリに行ってきました。

年末にパリに行って、観光しながら年を越して帰国する計画でした。

 

凱旋門の年越しは想像以上にヤバかった

パリでの年越しと言ったらやっぱり凱旋門。

昼間の凱旋門↓

カウントダウンでは毎年花火が上がるらしく、それは是非とも見たい!ということで凱旋門を見ながら年越しをすることに決めました。

 

Eさんは時差ボケで眠すぎたらしく、ホテルで待機。

僕一人で凱旋門へ向かうことに。

 

ということで、31日の23時半くらいに地下鉄へ。

 

すると、すでにホームには人が溢れかえっていました。

前日は全然人なんていなかった駅なのに・・・

 

そんな中ホームに電車が到着したのだが、なんと乗車率120%くらいの満員電車。

会社員時代の満員電車通勤を思い出してしまった・・・

 

窓から見える人はギュウギュウ詰めで、ドアを開けたら今にも人が溢れそうな感じ。

ドアは手動で開けるタイプだったんですが、中の人がジェスチャーで「入れないから開けないで!」とやっている状況。

 

しかも中に乗っている人たちはすでに酔っ払っている人も多くて、

でっかい爆音を鳴らしながら黒人が騒いでいる。

ウェー!ヴォー!!!と叫びながら飛び跳ねている人もいた。

 

怖い。怖すぎる。

絡まれたらどうしよう・・・

でもこの電車に乗らないと目的地まで辿り着けない。

 

0時まで時間もないから、これを逃したらチャンスを逃してしまう!

 

い、行くしかねぇ

怖いけど、いったれぇ〜

うぉりゃ〜

 

手動でレバーを上げドアを開け、

 

「エクスキューズミー。エクスキューズミー。」

(ごめん、入れてくれ!という気持ちで)

と言いながら無理やりなんとか中に入れた!

 

パンパンすぎて、僕のドアからは僕一人しか入れなかった。

 

キツい。キツすぎる。

電車が揺れるたびにうぅ〜っと声が出そうだった。

 

しかも隣とその隣の人が口論を始めた。

フランス語だから何を言っているかは分からなかったけど、多分押すんじゃねーよとか言っているんだろう。

 

頼む。頼むから、俺には絡まないでくれよ・・・

と祈るように目的地に到着するのをひたすら待つ。

 

この時僕は、会社員時代の満員電車通勤を思い出していた。

あぁ、数ヶ月前は毎朝こんな満員電車で会社に通ってたんだよな〜

こんな辛いことを毎朝やっていたのか。

 

今では満員電車には絶対に乗らない生活をしているから忘れていたけど、辛さを思い出した。

 

人が多くて蒸し暑くて、ギュウギュウで呼吸が苦しかったり。

おっさんのハゲ頭が目の前にきたり、ヒールに踏まれて悶えたり。

 

そりゃこんな電車に乗ってたら会社に着いた頃にはヘトヘトになっていても仕方ない。

 

かといってお金もないから会社の近くに引っ越すこともできなかった。

毎朝会社に行くのが嫌すぎたけど、もちろん会社を辞めるなんて選択肢は当時の俺にはなかったなぁ。

 

いや〜ほんの数ヶ月で本当に人生が変わったなぁ

と改めて思ったと同時に、満員電車には今後二度と乗らないと誓った。

 

そして15分くらい乗った頃かな。

ついに目的地の駅に到着!

 

地下鉄から地上への道も人が多すぎて全然進まなかったけど、やっとの思いで地上へ。

もちろん地上はすでに人がいっぱい。

 

人をかき分け、進んでいく。

 

大変なところに来てしまったなぁと思いながら後ろを振り返ってみると、遠くに凱旋門が!

 

こんな感じで人がいっぱいでした。

凱旋門の近くには警備隊が配置されていて近づけないようになっていました。

 

そして24時。ついに年が変わった。

ドンッ!ドンッ!という花火の音とともに、「フォーーーーーーー!!」と叫ぶ声が!

凱旋門は半分しか見えなかったけど、すごかった!!!

いやー、来てよかったー!!!

 

あとで見返して気づいたんだけど、これ凱旋門の横からの景色だったらしいです。

せっかくだから、ちゃんと調べて正面から見える位置に行けばよかったな〜とちょっと後悔。

 

でもまあ感動したし、良しとしよう!

一人でここまで来れただけでも上出来だろう!

 

そんな感じでの年越しでした。

 

ルーブル美術館で新手の詐欺師!?

僕はデッサン教室に通っているし、世界一有名なモナリザは絶対に見たかったのでルーブル美術館へ。

 

予約していた時間よりも少し早く着いたので、有名なピラミッドのオブジェの前で待つことに。

↑ちなみに手に持っているのはパトリックロジェの高級チョコレート。

これで65€なので、だいたい9000円くらい。(もともと高級だけど円安...)

お土産に頼まれて買いましたがめちゃくちゃウマいので、ぜひ買ってみて欲しい。日本でもオンラインとかで買えると思います。

 

話を戻します。

 

ルーブルの前で待っていると、全く知らない人から

「あの、すいません。日本人の方ですか?」

と声をかけられました。

 

「え、はい。そうですけど。」

 

「実は今さっきそこで財布を盗まれちゃいまして・・・」

 

どうやらその人は今さっき財布をスラれて全財産失ったとか。

それで今日空港に行って帰らなきゃいけないけから日本円で1万5千円ほど貸して欲しいらしい。

 

そりゃ大変だ。と思ったが、

正直「これ、もしかして詐欺じゃね?」とも思った。

 

「日本人だから安心という心理を使って海外で詐欺をする日本人がいる」というのを前に何かのテレビで見たことがあったから。

 

うーーーん。どうしたもんか。

詐欺じゃないとも言い切れないけど、

でもこのまま困っている人を見過ごせねーなー

一応身分証明書見してもらうか?いや財布がなかったら持ってないよな。

パリはスリが多いって聞くし本当かもな。

うーーーん。

 

ぶっちゃけすげー迷った。

 

しかしここは、助け合いの精神だ。

俺がもし相手の立場だったら本当に焦りまくっているに違いない。

なら助けなきゃな。

もし騙されていてたとしてもいいや。

よし、助けよう。

 

ということで、100ユーロを渡し、帰国してから返してもらうという約束のもとLINEを交換して別れました。

 

彼とはその後どうなったかというと、連絡が来てちゃんと返金してくれました!

信じてよかった!一時は疑ったけど助けてよかった!

 

あ、ちゃんとモナリザも見ましたよ。

迫力がすごかったけど、人が多すぎて写真を撮るのに必死でした。

 

帰国できない緊急事態発生

今海外から日本に帰国するためには、3回のワクチン接種証明かPCR検査の陰性証明書が必要なんですが、僕はワクチンを打っていないのでPCR検査を受けに行きました。

 

飛行機に乗る72時間以内に検査しなきゃいけないので、フランスの病院へ。

 

しかし、

結果はまさかの陽性。

帰国できないことが決定した。

 

うそだろ・・・。

全然体調は悪くないのに。

ってことは、俺だけ帰国できないのか。

 

冷静に考えてみると、一気に不安が押し寄せてきた。

 

もしこのまま陽性が1ヶ月とか続いたらどうなる?

ずっと日本に帰れないままフランスにいるってことかよ。

 

いや、そもそも体調が悪化しないことを前提で考えていたけど、体調が悪化したら最悪のケースだ。

フランスで一人で闘病しなきゃいけないのは、流石にやばい。

フランス語なんて一切分からないし、英語もちょっとしか分からない。

不安すぎる・・・。

 

めちゃくちゃ焦った。

頭の先から爪先まで全身の毛穴から汗が出ているのを感じた。

 

とりあえず今日中に航空会社に連絡して便の変更と、宿の確保と、Wifiの延長をしなきゃいけない。

と、眠い目を擦りながらなんとか全部のミッションクリア。

 

航空会社はPCRで陽性になったという理由で無料で日付変更してもらえました。ラッキー!

暫定で日時を決めて便を取ってもらいました。

 

そして翌日、Eさんだけが帰国の便に乗り、ついに僕はただ一人残されました。

異国の地フランスで、英語もままならない男がたった一人。

 

それから僕はPCR検査についてネットで調べてみることに。

すると、どうやら陽性になった人も翌日には陰性になった事例もあると分かった。

よし、もう一回検査受けよう!

 

しかし病院に行ってみると、検査はできるけど結果が出るのは月曜になるよと言われました。

実はこの日は金曜日で、その病院は土日が休みだったのです。

通常PCR検査の結果は翌日に出るから、この病院で受けても結果が出るのは月曜日ということ。

 

ヤバい、飛行機は日曜だからそれまでに受け取れないとマズい・・・

別の場所で検査を受けなければ。

 

僕はつたない英語で、

「近くでPCR検査できるところを教えてください」と聞いて、Googleマップを開いて道を教えてもらいました。

 

しかし着いたその場所は、薬局。

受付の人に「ここは薬局だからPCRはできないよ。そこの病院に行ってくれ。」と言われました。

 

チキショー!

PCRできる場所を教えてくれたんじゃなかったのかよ!

たらい回しとはこのことか!

 

と思いながらその病院に向かいましたが、

その病院に着いてみると「機械が故障しているので休館」という張り紙が。

 

うわーーーー。オワターーーー

どんだけ運がないんだ俺はーーー。

 

仕方ないから別の病院に行ってみるしかないな。

こうなったら意地でも検査を受けてやる!

片っ端から病院に行ってやる!

 

と、意気込んでググって一番近い病院に行くことにしました。

 

しかしここでもPCRできないらしい・・・。

でもその受付の人は「ここじゃできないけど、空港でできるよ!」と教えてくれました。

しかもその場でわざわざ空港に電話してくれて「今日やってるって!」って教えてくれました。

しかも空港なら当日に結果がもらえるらしい。

 

ありがてぇ〜・・・涙が出そうだ。

涙が出るのを堪え、渾身のサンキューを伝えて、いざ空港へ!

 

電車で1時間半くらいかけて空港につき、ようやくPCRを受けられました。

 

鼻の奥に棒を突っ込まれながら、

頼む、頼む、頼む。

頼むから陰性であってくれーーー!!!

 

その願いが通じたのか、

結果はなんと陰性!!!!

 

よっしゃー!!!

明後日帰れるー!!!!!!

 

こんなに喜んだのは久しぶりってくらい嬉しかったです。

 

いやー、本当に長い1日でした。

もう精神的にも身体的にも疲れてクタクタ。

ホテルに帰ったら爆睡でした。

 

そして何はともあれ、翌々日の便で日本に無事帰国できました。

 

今回のような緊急事態って、僕は自由な経営者だったからまだ良かったなって思います。

会社員時代の僕だったら終わってたなーと。

数日帰国が延期になっただけでも会社に出社できなくて相当ヤバい状況になってたと思います。

上司に激怒されて詰められまくってましたね。確実に。

 

というか当時はそもそも好きな時に海外旅行なんて行けない生活でしたね。

全然休みはないし、旅行に行くお金もない。

毎日会社と家の往復だけをして休日は家でYoutubeを見るだけの生活。

 

くそつまんない日常でした。

自分の理想に嘘ついて我慢する代わりに、なにも危険がない生活。

 

いや、実はその状況自体が危険なんですけどね。当時はそれに全く気づいていませんでした。

どうせ俺は何をやってもダメなんだって決めつけて、あらゆる挑戦から逃げてましたね。

 

一見安全に見えるけど、実は超危険。人生を無駄にしかねなかったです。

 

そう考えると今回のアクシデントは全然楽しい思い出ですね。

こういう話って人に話すと面白がってくれるので、人に話す時のネタになりますし。

 

やっぱり色んなことに挑戦するって大事。

挑戦するってことは、今回の僕みたいにアクシデントが発生するかもしれない。

でもそれでいいんです。

そうやって乗り越えてみると、次がめちゃくちゃ楽になります。

 

何事もやってみなきゃ何も分からんです。

アクシデントも乗り越えたら楽しい思い出に変わります。

 

過去に何も挑戦してこなかった僕が言いますが、

挑戦のない人生なんて面白くないです。

 

例えばゲームだって、ゲームオーバーというルールがあるから面白いわけであって、

ゲームオーバーがないゲームはクソつまらんです。

 

それと同じ。人生も挑戦があるから楽しい。

 

ということで、今回の旅の報告は以上。

パリ、めちゃくちゃオシャレで素敵な街でした。

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